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みんな自信を持とう


(7)みんな自信を持とう

 みなさんは、自分に自信がありますか?
 自分のどんなことにたいしてでも構いません。いかがでしょうか?
 私はといえば……自信の塊みたいなものでしょうかね。(はたしてこの自信はどこからくるのかー!!)これは、私の幼少期をふりかえってみると、自信家のわけがよくわかります。なんと私は常に
「あんたが一番!」
と、ほめ続けられて生きてきたのです。その結果がこれです。(母よ、ありがとう)
 いいえ、今回は私が自信家であることを自慢しようと思ったわけではありません。

 再び、子育て中のお母様方のお話です。
 お電話を下さる方の中で、子育てに自信がもてない、というお話をよくお聞きします。だから、相談される、とは思うのですが、だがしかし、お話を伺っていくと、実にしっかりと子育てをされている方がなんと多いことでしょう。なにぶん、私は子育て未経験なわけですから、自分の経験や苦労と重ねたりしてお話をきくことはないのですが、第三者として、そしていまどきの若者の一人としてお話を聞いても、すごいなあ、そこまでがんばってるんだなあ、と、ただただ純粋に感心してしまいます。でもお母様は、この育て方ではたしてよいのだろうか、自分の子育ては時代遅れではないのだろうか、と、常に自信がもてない気持ちを伝えてくださいます。

 確かに、子育てに限らず、自分のやっていることはなかなか自分では評価できないものですよね。他人のことだと「なんでそんなことで悩んでるの?」と思うことってよくあります。でも本人にとっては大問題ですから、よほどの信念がないと、不安をもたないなんてできませんよね。
 私にとっては、こんなたいそうな世の中で、子育てをしようと思ったり実際にしているだけで、尊敬できちゃいます。それだけで、お母さんはエライ!だから、自信をもって下さいね。

 それにしても、自信をもつのって、ものすごく大変なことだと思いませんか?だいたい自信をもてるようなことが、本当に少ない。とくに学生を卒業すると、特にそう感じます。子どもの頃には、「学問」という枠の中で、言われたことさえやっていればそれだけで評価され、あんたは天才だ、と言われ、自信をもつことが可能でした。しかし、社会にでると、いわれたことだけをやっているのでは、社会人として認めてもらえないことが増えます。むしろ、今までの自分を否定されることすらあります。そんな世の中で、自分を信じ続けるのはとても大変なことです。できれば「学問」以外で、社会にもっていけるような自信を子ども時代につけていきたいものです。

 でも、やはり、がんばってやっていることを認めてもらうことって、ものすごく自信につながりますよね。だから、親子間でも、夫婦間でも、どんなことでもよいので、お互いに「がんばってるね」と声をかけてみて下さい。きっと、とってもステキな気分になれますよ!



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